良い買い物をしたと思った商品が破損しましたというお話。

シーズンインということで、我が家の草刈りも俄かに忙しくなってきました。

刈り払い機を使っての作業においては、刈り刃が飛ばす切り屑が作業着に付いたり、目に入ったりするので、皆さんいろいろ苦労しているようです。

自分もエプロンを着けたり、保護面を付けたり、うっとうしい恰好をして作業しています。

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飛散防止ガード


そんな中、ホームセンターに”飛散ガード”と称して、メッシュタイプの軽そうで大きなガードが売っていたので、迷うことなく即購入して参りました。

これで、暑苦しく、動きずらいエプロン着用から開放されると目論んでの購入です。

カミさんから洗濯時の小言は聞かなくていいし、刈り払い機の目方が重くなることもないでしょうから。

実際に前回の草刈りで使ってみた結果、期待通りの使い心地であり、満足していました。

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溶接剥がれ


さて、2回目の使用になる昨日の出来事。

物置から刈り払い機を取り出し、燃料補給してから刈り始めるかと思い、ガードを見てみたら・・・

アレレ、様子が変?

ガードの縁(枠)に埋め込んである太めの針金の溶接部が破断していました。

写真に赤丸で示した金属部同士の接続が剥がれています。

剥がれた溶接跡を見てみると、金属同士が溶融してくっついていたようには見えないんですが・・・

電子工作のハンダ付けで言うと、俗にいう”芋ハンダ”のような状態ですね。

さて困りましたよ、こうなると刈り払い機の竿からメッシュを支持する骨が無くなってしまうので、メッシュを広げておくことが出来ません。

溶接機は所有していないので、自分で修理することは出来ないし・・・ まさか、1,2回の使用や保管により溶接部が破断するような商品を市販するはずはないでしょうし・・・

販売店に相談しようかとも考えましたが、購入してから一か月ぐらい経っているし、レシートは保管していないし、購入証明ができないのでモンスタークレーマー化することはやめました。

とは言うものの、ジサマの気持ちとしては釈然としないものがあるので、”新品を買うぐらいの経費がかかってもいい! 見てくれが悪くたって構わない! 何が何でも、この不具合ガードを使い倒す!!” と意地になったのでありました。

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不具合対策


ガラクタ箱を引っ掻き回し、細長く、かつ90度ヒネリの接続鉄板を見つけたので、これを支柱に使い、その他、小さい木片、針金、木ネジ、園芸用化粧針金(園芸用ビニールタイ?)を使って再生型飛散ガードに仕上げました。

竿留め金具に接続鉄板を挟み、接続鉄板端に木片を木ネジで固定し、木片にドリル穴を開けてメッシュ縁にある太めの針金を針金で縛りつけました。

(接続鉄板と並んで写っているむき出しの太めの針金は、溶接が剥がれていない方の針金です)

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ガード取付け


再生型飛散ガードを取り付けたマイ刈り払い機の全体像です。

この姿で庭の芝刈りを30分ぐらいやってみましたが、十分に頑丈で安心して作業できました。

ただし、自分で言うのも何ですが、見た目がねえ・・・ という点はご覧のとおりです。

ガードの大きさは、50cm四角ぐらいでしょうか、メーカー推奨値である刈り刃から60cmの位置に取付てあります。

芝をチップソーで刈る限りにおいては、ズボン・上着とも切り屑の付着は全然認められず、そのまま安心して作業着を洗濯機に入れられます。

防護面をしていたので、あまり意識しなかったですが、顔面への飛散もなかったと思います。

飛散防止の観点での性能は優秀であると思います。

(ただし、メッシュ材の耐久性能は短時間ゆえまだ分かりません)

(上記不具合は、不運な初期不良の類だと思いますが、私にとっては気に入っていただけにとても残念です)

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