うららかな春となり、カカサマの園芸作業は暇を見つけつつ、楽しみながら進んでいるようです。
昨日は、通路の邪魔になるバラ2本を移植し終わった後、前から植えてあるバラ2本にそれを縛り付けておくための飾り柵を付けたいようでした。
飾り柵は風が吹き付けても倒れないようにしっかり立てるため、100円ショップで園芸用の支柱も買って来ていました。
ところが、バラが植わっているマイガーデンは、前に家が建っていた跡地でして、小石や小さなコンクリート破片が混じった地面なものですから、力持ちのかよわいカカサマの馬力を持ってしても、スコップの刃先がはじき返されます。
すると、どうなるか? 二階でアーでなし、コーでなしとPCと格闘中のオヂサンにヘルプ信号が届くのであります。頼られれば応えなければなるまい、道具を持ちさっそうと応援に駆けつけます。
「角型木枠フルイの製作」で入手したツルハシで掘るという手もありますが、ここはもっとスマートに香風流新兵器を使ってサッサと終わしてしまいましょう。
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刺さらないなら下穴開けたら?
黒い柵が倒れないように支えている緑色のパイプが支柱です。
道具は、
- 昔、どこかに捨ててあったので拾ってきた鉄ハンマーの頭に、柄だけ買って来て再生したリサイクル鉄ハンマー 1丁
- 車庫の基礎を作った時に出た鉄筋端材(直径2cm、長さ80cm) 1本
(100円ショップの支柱直径は、約1.5cmでした)
- マーカーとして見印を付けるためのビニールひも 少々
支柱穴のあけ方は、もうお分かりですよね。
そうです、単純に穴を開けたいところに鉄筋を立て、垂直に注意しながら鉄ハンマーで鉄筋を打ち込むだけです。
もちろん、いくつか立てる支柱の高さが極端に不揃いとなっては美しくありませんので、打ち込む深さが分かるように、予め鉄筋にビニールひもを巻いておき、そこまで打ち込んだら終わりです(今回の場合は、40cmぐらい打ち込みました)。
打ち込んだ鉄筋は、そのまま引き抜こうとしても、まず抜けません。
鉄筋の上部を持ち、芯を傾けるように力を加えながら、ミソ摺り運動のようにグリグリ回すと穴が広がっていき、楽に抜けるようになります。
はい、これでカカサマは開けた穴に、上下を間違わないようにして支柱を差し込むだけですね。
小石混じりの地面でも、たいていの所はこの方法で穴が開けられると思いますが、不幸にして大きなブロック塊などに当たってしまった場合は、別の場所に開け直して下さい。
意地になってしまった場合は、ツルハシでそのブロック塊を掘り起こすという強行手段もありますが、くたびれますのでお勧めはしません。
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