ずっと気にはしていたのですが、面倒なので一日延ばしにしていました。今年の野良仕事初めにあたり、思い切って対策しました。

実は、家の仕事の中には庭木の手入れや軒下作業もありまして、時々脚立を使う仕事もあるのです。もちろん家で使う脚立はお財布にやさしい丸パイプ材の写真のような脚立です。

脚立1
<パイプ脚立>

ところが、これはお財布にやさしい代わりに脚の先端の設置面積が小さいのです。

地面の固い所では何の問題もありませんが、庭木の手入れなどのように地面の柔らかい所でオヂサンが乗ると、時によっては脚が地面にめりこんでしまうのであります。

当然脚立が傾き、乗っていたオヂサンは振り落とされるわけでありますが、1段目ぐらいに乗っている時は飛び降りられるものの、一番上に乗っているとこれは悲惨ですねえ、どうぞ想像してやって下さい。おととし初めて尾てい骨および背中着地を経験しました。

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転落はいやだ!

それ以来、脚の下に板材を敷くようにしているのですが、脚立移動のたびに板材を敷き直すのが面倒で。かと言って、今回の対策のように工作するのも面倒で・・・と、時間が過ぎていたのでありました・・・

脚立2
<脚立下部>

脚立寸法に見合う板材を買って来て切るだけなら簡単に終わったものを、使い道もなく保管してある端材を整理してやりましょうなどと助平根性を出すものだから、製材に相当の時間を費やしてしまいました。

寸法、形状、構造は写真で分かりますよね? 適切に説明するのも難しいものですからジーッと眺めて理解して下さい。

脚立3
<下部下板>

脚の下には設置面積をかせぐための板が常にあって、その板を固定するための別板が脚立の脚に縛り付けてある構造です。

別板は脚に上下2か所、針金で縛り付けてあります。このうち1か所は1段目横パイプの上で縛ってあるのがミソです。そこで縛っておけば板材がずり落ちることはありません。

これで使ってみて、具合が悪いようであれば、しょうがねえ、お財布にやさしくないアルミの脚立を買いましょうか。

自作・DIYは、得られる満足感が大きい反面、思わぬケガや失敗のリスクもともないます。それを理解の上、自己責任で!

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