河川増水時の魚すくい

とっつあんのテリトリー(なわばり)には、久慈川があります。良い子のおぼっちゃま方と連れ立って行って、よくお魚さんと戯れました。

大雨が降ったり台風が来たりすると、久慈川はすぐに堤防の土手近くまで増水しました。すると、お魚さんは川の流れに押し流されまいとして、岸の土手のよどみに避難してきます。

とっつあんたちは、これをタモ網ですくうのですが、ここで問題です。さて、タモ網は川下から川上に向かってすくうでしょうか? それとも逆に川上から川下に向かってすくうでしょうか?

網がふくらんでないと魚はすくえないから、川下から川上に向かってすくうと思うでしょう。答えはその逆です。お魚さんはみんな頭を川上に向けて泳いでいますので、お魚さんの頭の方からすくわないとお魚さんは獲れません。

川上から川下へ向かって、水の流れより速く網を動かしてお魚さんをすくいます。

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