在職中は和室の座卓でパソコン作業をしていましたが、退職して常時在宅するようになったら、邪魔だから出て行きなさいとカミさんに追い出されてしまいました。さて困ったぞ、”狭いながらも楽しい我が家”を地でいくような住まいですから、じゃあ私はどこへ行ったらいいの? 状態になってしまいました。

幸い多目的用に1室、予備の部屋があったので、そこを使うようにしたのですが、何事かあればすぐに元の更地(?)に戻せるような使い方をしなければなりません。

考えた末に、折り畳み式パイプ椅子にパイプテーブルの組み合わせで作業することにしました。これなら多少の不便はあるものの、簡単に設置・撤去できますからね。早速入手し、使ってみました。

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テーブルが少し低いぞ!

うん、なるほど、段ボール箱を机代わりにするよりは快適です。でも、欲を言えば、テーブルの高さが少し低いかな? そして、パイプ椅子の座面の前側が少し下がり過ぎているような・・・

どれぐらいの期間、この環境で過ごすことになるか分かりませんが、少しでも快適に作業できるように少し工夫することにしましょう。

台とつっかえ棒

高さが低いならテーブルの下に台を置けばいいし、座面が前下がりなら下がらないようにつっかえ棒(板)を立てかければいいですよね。配慮すべきは、テーブル等の設置・撤去時に着脱が容易であり、保管時にはコンパクトにしまっておける台、つっかえ棒を考えることでしょうか。

工作に時間をかけることや材料費をかけることは好きではありませんので、その辺に転がっている残材を集めて作ってみました。

テーブル・椅子
<仕上がり状態>

全体的な仕上がりは写真のとおりです。ホームページ・ブログなどの情報や生活に必要な情報など、パソコン作業による電子情報は、すべてここで作成・発信しています。

テーブルのカサ上げ

台セット
<テーブルの台>

テーブルの脚の部分を注目するとこんな感じになってます。テーブルの左右に部分的な台を置き、その上にテーブルを乗せています。また、台は断面が長方形の角材なのですが、角材が転ばないよう端に横木を1本取付けました。

台外形
<こんな形>

台の外形はこのような形をしています(写真の下部に写っているのが角材の転びを防ぐ横木)。

台はこの寸法で作らなくてはならないというようなものではないので詳細を省略しますが、参考までに一番大きな角材の寸法のみ記載しますと、3.5×9×47cmとなっています。これはウッドデッキを作った時の残材を流用したものです。

椅子座面のつっかえ棒

つっかえ板
<椅子のつっかえ棒>

こちらは、パイプ椅子につっかえ棒(板)を取り付けた状態です。座面を持ちあげるとつっかえ板が外れてしまうので、使用中は座面が浮かないように注意する必要があります(笑)。

板説明
<パイプ受け>

パイプに接する部材は、外径32mm程度の水道用塩ビ管を2つに割ったもの。また、板に固定するため打ち込んだビスに貼った黄色いビニールテープは、椅子のパイプにビス頭がこすれてキズを付けないようクッションのつもりで貼りました。

見てくれは、やっつけ仕事なので美しくありませんが、使い心地はなかなかです。誰に見せるわけでもないので、本人が満足していればこれはこれでいいでしょう。

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